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ヘッドライトの明るさと選び方

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ヘッドライトの明るさと選び方




アウトドア用のヘッドライトについて、どれくらいの明るさのものを用意したらよいか、何をポイントに選べばよいかをご紹介しています。



ヘッドライトの明るさについて
昨今では、アウトドア用ヘッドライトは、メーカー品からそうでないものまで多種多様に出回っています。

そんな中で目を引くのは、やはり明るさではないでしょうか。

安価なものでも、驚くほどの数値を誇るヘッドライトが登場しており、中には1000lmなんてものもあります。 ヘッドライトのご購入を検討されている皆様の中には、いったいどれくらいの明るさのものを買ってよいのか迷われてる方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に「明るさ」の目安をご案内いたします。

ここでは、明るさの光束のSI組立単位ルーメン(lm)にて表記いたします。


■100lm以下

日帰り登山や軽いトレッキングなど明るいうちの行動を予定していたが、夕刻(薄暗い状態)になってしまったとき。明け方、夕暮れ時。キャンプのとき。非常時の備え用、予備用。

PETZL(ペツル) e+LITE イーライト E02 P4




■100~200lm

前後 登山やトレッキングで、日が昇る前の暗いうちの出発だったり、到着が夜間にずれ込む可能性があるとき。夜間の暗い状態での行動が予定されるとき。

PETZL(ペツル) TIKKA ティカ E93 AAB グリーン




■200lm以上

当初より、夜間行動が予定され、険しい工程が存在するとき。夜間走破のトレイルランなどレースへの参加。ヘッドライトの強い光の扱いに慣れた上級者。

SILVAトレイルランナー4 37722








目的により、ヘッドライトもベストチョイスを!





明るすぎは注意が必要!
前述しましたように、最近では、安くても非常に明るいヘッドライトが販売されています。ついつい、強い明るさの方が、より見やすく安全に照らすと思いがちになってしまいます。

しかし、明るすぎるヘッドライトは、周囲に対して眩しすぎるだけではなく、危険性を招いてしまうこともあります。



【明るすぎの良くない点】

・200lm以上の明かりを見境なく首を動かし、まき散らすことは、周囲にとって眩しさこの上ない迷惑に繋がってしまいます。

・地図を見るときやキャンプ設営の準備で手元を照らす際は、強すぎる光量によって照り返しがおき、見づらくなってしまい、自分自身が眩しさにやられてしまいます。

・夜中、山小屋やテントで明るすぎる光を付けると、他の人の就寝の妨げになります。


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このように、ヘッドライトの明かりは、明るければ明るいほど良いというものではありません。足場の悪いところで、眩しすぎる明かりが目に飛び込んでしまい、その残像によって目がくらんでしまうと、大変危険な状態に陥り、踏み外しやつまづきの原因となってしまうことも。


行程のレベルや自身の技術に合った明るさのヘッドライトを装着することをおすすめします。 そして、エチケットとして、ヘッドライトの明かりは、弱いものであっても、相手の顔に向けないようにするということです。


ちなみに家族で行くキャンプ程度なら、100lm以下のヘッドライトで十分といったところではないでしょうか。価格もリーズナブルで、必要十分な明るさが得られます。

わたくし店長は、130lm(ワイドビームタイプ)のものを使っています。
軽めの登山で、日が暮れて、木々が覆って暗くなった場所などでは、とても明るく重宝しています。↓


GENTOS(ジェントス) LED ヘッドライト 【明るさ130ルーメン/実用点灯5.5時間/蓄光ヘッドカバー&スイッチ】 単4形電池3本使用 リゲル GTR-943H ANSI規格準拠







ヘッドライト選びのポイント

質の良い明りを!

登山やトレッキングなどのアウトドアレジャーにとって「質の良い明り」とは、 ズバリ、歩行する際の足元や数メートル先を均一に広く照らしてくれ、地図など手元を見る際には、照り返しが少ない明るさまで下げられる(Lowモードに切り替えられる)明かりといえるでしょう。

ヘッドライトには用途によって、スポット的に照らし、周囲は暗いというものもあります。このようなタイプですと、登山やトレッキングなどで足元を照らしながら歩かなければならないとき、局所的なところは明るいが、その周りが暗くて確認できないということになってしまいます。そうなると、歩きずらく、安全上も好ましくありません。

アウトドアレジャーで使用するヘッドライトは、ワイド照射の可能なものが良いでしょう。
例).
SILVAであればインテリジェントライト仕様
GENTOSであればワイドービーム仕様 など







ヘッドバンドはどのタイプを選ぶか?

ヘッドバンドは、大きく分けて2つあります。
それぞれのメリットデメリットも紹介しておきます。


【鉢巻タイプのヘッドバンド】

メリット:装着や脱着が容易である。
デメリット:ずり落ち防止が施されていないと、きつく締めなくてはいけない。細すぎるバンドはへたりが早い。


SILVA(シルバ) Headlamp Scout ヘッドランプ ECH184




【頭頂部にもバンドを掛けるT字バンドタイプ】

メリット:頭頂部にもバンドが掛かるので、ずり落ちにくい。
デメリット:ヘルメットなどに装着する際は、専用装着器具が必要だったり、装脱着自体が面倒な時も。


【国内正規品】 WALTHER ワルサープロ HL11 明るさ304ルーメン UMA37090



これは、好みや使用条件によって選ばれるのが良いでしょう。




乾電池式か充電タイプか

これまでは乾電池式が主流でしたが、最近では、充電タイプのバッテリーも小型化し容量が増えてきたものが出回り、使用可能時間も大差なくなってきました。

また、USBチャージできるモバイル用バッテリーも豊富にそろってきていますので、今後は充電タイプが増えていくのではないでしょうか。

ただ、充電式乾電池(エネループなど)が使用できるヘッドライトもありますので、そういった意味では、乾電池式も捨てがたいところはあります。


乾電池と専用充電池の両方が使えるモデルも!


PETZL (ペツル) TIKKINA ティキナ E091DA レッド [並行輸入品]



Petzl ペツル CORE コア ハイブリッドモデル専用バッテリー




これもお好み次第といったところでしょうか。 但し、使用する時間を十分考慮に入れて選ぶ必要はあります。

アルカリ乾電池のヘッドライトは、容量減少による電圧低下で明るさも徐々に落ちてきますので、それを見越した実用点灯時間の性能で選ぶことをおすすめします。

充電タイプのリチウム電池は、光量の落ち込みが少ない反面、電池が無くなると一気に消えて行ってしまいます。ただ、消えるまでは、安定した明るさが得られ、寒さにも強いといった特性を持っています。


いずれにしても、キーポイントは、「連続(実用)点灯時間」を確認しておくことです。
計画される登山やトレッキングなどで、どの程度、ヘッドライトの明かりを必要とするかを見積もって、乾電池タイプにするか、充電タイプにするかを判断されるのも良いでしょう。
ただ、予備の電池、または充電用バッテリーの準備は、必ずしておきましょう。


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必須条件:小型軽量、ある程度以上の防水性があること!

いくら性能が良くても、大きすぎるものは、ザックの中で邪魔者以外の何ものでもありません。数十グラム多い重量によって、行程が進むうちに、ずっしりと身体に堪えてくる重さへと変わってきてしまいます。

山の天気は、特に変化が激しいと言えます。急な雨もよくあることです。ヘッドライト本体や電池ケースに浸水して点かなくなってしまうことも。

安全に直接かかわる「灯り」ですので、ぜひ防水性のあるものをお選びください。





ヘッドライトの防水性について
最低でも、下記の防水規格のあるヘッドライトをお選びいただくことをおすすめします。


【IEC規格の場合】

・IPX4:あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない。
・IPX5:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない。
・IPX6:あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない。

※Xのところに数値が入っている場合は、防塵等級を表します。X=5「防塵型」、X=6「耐塵型」


【JIS規格の場合】

・防滴I型:鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない。
・防滴II型:鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。






ヘッドライト選びのポイントをまとめると


(1)明るさ(無用に明るすぎず、用途やレベルに合ったもの)
(2)照射特性(均一に広く照らせる:ワイドビーム機能のあるもの)
(3)実用(連続)点灯時間(最低でも4時間以上あるもの)
(4)小型軽量(電池を含めて100g前後以下のものがおすすめ)
(5)防水性のあるもの


以上、簡単ではありますが、ヘッドライト選びのご参考にしていただければと思い、ご紹介させていただきました。


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