ミラリードピラーシート ZM-061 貼り付けレビュー

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2024/05/16 11:01

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ミラリードピラーシート ZM-061 貼り付けレビュー

劣化したピラーが光沢のあるブラックに！

カットは自由、あとは貼るだけ

総合自己評価：★★★★☆ ４点（作業性◎ 仕上り〇価格◎）

車の外装ピラーが劣化して、何とかしたいと思っていました。

ステンレスやカーボン(調)で、車種の形状にカット済みの貼るだけのピラーも出ていますが、ちょっと自分好みではないので、色々と探していました。

そんなとき、ミラリードという会社の「MIRAREED 外装ピラーシートブラック ZM-061」という商品を見つけました！

自分の車と同じ、光沢のあるブラックということなので、純正に近い状態に蘇るのではないかと期待できます！

現在の状態（色落ち、クラックが激しい）
センターピラーの劣化

購入時は、ピアノブラックのような綺麗なセンターピラーでしたが、今では・・・　悲し。

まずは、ピラーの型取りから

この商品には、以下の２点が入っています。

〇ピラーシート（600×195mm）・・・２枚

〇型取り用トレーシングペーパー・・・２枚

私は、養生テープで型取りしてみました。

ピラーの型取り

この方法だと、現物にぴったり合わせられます。

トレーシングペーパーで、透かして書いていくのもいいですけど、養生テープだと、貼るだけで簡単に形が合わせられ、楽々カットできます。細かいところは、マッキーの極細マジックでテープの上に記しておけます。もちろん、剥がす時も楽ちんです。

型取りできた養生テープは、剥がして、新聞紙に貼り付けました。
同梱のトレーシングペーパーでもよかったのですが、もったいなくて・・・

あとは、テープの型とマッキーで記した通りにカットすれば、型紙の出来上がりです！

今回は、大きめの画用紙があったので、そちらで台紙を作ってみました。

ピラーシートのカット

この商品の良さは、車に合わせて自由にカットできるところです。

ピラーシートのカット

上の写真のように、１枚のピラーシートで、運転席と、その後ろの席のセンターピラーがそれぞれ１枚取れます。

私の車ですと、もう１枚くらいは、余裕で取れそうな大きさです。

角はR加工しました

角はアール加工

説明書きに、角をアール加工すると剥がれ難くなると書いてあったのでやってみました。

ハサミでフリーハンドだったので、事前に切れ端で何度か練習しておきました！

こんな感じにカットできました。

ピラーシートカット済み

貼り付け時の仕上がりを良くするには、現物よりも２～３mmほど小さくカットするのがコツのようです。

貼り付け前は、再度、ピラーと合っているかを確認しました。
台紙の縁でカットしたので、若干大きくなっていたようです。結果、１mmほど、詰めた部分がありました。

ピラーシート貼り付け！

このシートは、水貼りで貼り付けます。

ということで、500mmのペットボトルに水を入れ、食器洗剤を２滴ほど垂らして、貼り付け用スプレー液を作成。スプレーノズルは100均で調達。

なのですが、直で貼っても、ズレなさそうだったので、直貼りしてしまいました。

ピラーシート貼り方

ただ、貼る前に、しっかりと合わせて、マスキングテープで仮留めしておきます。

貼る際は、下の部分の剥離フィルムを少し剥がして、ピラーシートから顔を出すような感じにしておきます。

あとは、シートをピラーにぴったり合わせた状態で、徐々に上へと剥離フィルムを剥がしていけばOK。

そのとき、剥離フィルムが剥がれていったところは、ゴムベラなどで、圧着していきます。フィルムが完全に剥がれたら、再度、しっかりと圧着し、上部のバイザーが被っているところも薄いヘラなどを入れて押さえつけます。
スクイージーと隅っこに便利なヘラが入ったミラリード「カーフィルム用スターターキット1 XK-29」が便利です。
※ヘラを使う際は、濡れた布などを被せて、シートが傷つかないようにしました。

そうそう！忘れていました。

ピラーシートを貼る前には、しっかりと脱脂処理を行います。
脱脂は、ソフト99の「SOFT99 脱脂剤シリコンオフチビ缶」が、安い・コンパクト・素人DIYにちょうどいい量でおすすめです。
※私は、直接スプレーせずに、キッチンペーパーに染み込ませてから、貼り付ける面を拭き拭きしました。

今回は、貼り付けの為の洗剤水をスプレーしなくても、ズレずに綺麗に貼り付けることができました！

ただ、ピラーが微妙に湾曲していたため、少しずつズレていき、ギリギリセーフだったといったところでしょうか。やっぱり、水貼りがベストです。

総　評

劣化して見栄えの悪かったピラーが、綺麗な光沢ある黒になり、ほぼ満足です。

ミラリードピラーシート ZM-061

「ほぼ」の理由は、エッジ部分に覆い被せて貼り付けられないため、エッジの色褪せが少し見えてしまうところです。まあ、フィルムじゃないのでしょうがないですね。

MIRAREED ピラーシートブラック

太陽光が強すぎたせいか、画像の色バランスが悪いですが、見た目の黒さはバッチリです！

なぜ、上部のみの写真かというと、筆者がバッチリ映ってしまっているので、真ん中より下はカットさせていただきました。

綺麗な写真撮れましたので、アップします！↓

ミラリードピラーシート光沢ブラック ZM-061

＜良かった点＞
・加工、貼り付けともに簡単で、失敗せずに済んだ。
・価格が安い割に、しっかりとした素材感と粘着性が良さそう。
（税込2,000円で購入しました。）

＜いまいちな点＞
・いわゆるラッピングフィルム、カッティングフィルムとは違い、フィルムのように反対側へ巻き込むように貼り付けることはできない。
※要は、曲がりのきついR形状への貼り付けはできません。

あとは、耐久性がどれくらいなのかといったところです。
キズに強い「ハードコーティング仕様」ということなので、期待してみたいです。

今回使ったもののまとめ

・ミラリード(MIRAREED) 外装ピラーシートブラック ZM-061

ミラリード(MIRAREED) 外装ピラーシートブラック ZM-061

・脱脂処理用　ソフト99(SOFT99) シリコンオフチビ缶

ソフト99(SOFT99) 脱脂剤シリコンオフチビ缶 09209

・貼り付け用スキージー　カーフィルム用スターターキット1 XK-29

ミラリードカーフィルム用スターターキット1 XK-29

・その他（マッキー極細、養生テープ、マスキングテープなど）

ピラーシートというと、ドレスアップ的な要素が強いかと思いますが、私の場合、今回は、補修目的が第一といったところでした。

あのまま放置しておくと、もっと酷いことになりそうだったのですが、シートを貼ることで、純正素材のサビや塗装面のクラック進行を防げるのではないかと思っています。

見た目も良くなり、GOOD！でした。

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