忍者ブログ

ゴルゴンゾーラ

日常の出来事やおすすめグッズを紹介していきたいと思います。

アクリサンデーで、ABS樹脂の爪折れを接着補修

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

アクリサンデーで、ABS樹脂の爪折れを接着補修

アクリサンデー接着剤

アクリサンデー

アクリル樹脂用接着剤 30ml

ABS樹脂パーツ 補修レビュー

総合自己評価:★★★★★ 5点 (作業性◎ 接着強度◎ 価格◎)


今回は、マイカーのドアミラーカバーの色褪せ、塗装の剥がれがひどくなってきたので、これを交換しようと思いました。

塗装が剥がれてしまったドアミラーカバー

樹脂製のカバーのみの交換でも、ディーラーで新品交換すると、工賃合わせて、1万6千円ほど掛かってしまいます。


そこで、オークションで程度の良い安い同型同色のドアミラーユニットを手に入れ、カバーを取り外して、DIYで取り換えることにしました。

ちなみに、カバーだけ交換しようと思ったのは、現在ついているドアミラーの電動格納がまったく問題なく動いているので、そのまま活かしたいからです。

また、落札品のドアミラーユニットごと交換して、取り付けたはいいが、電動格納が動かなくなってしまったでは、本末転倒になってしまいますので・・・


缶スプレーで塗装も考えましたが、月極め駐車場の借り住まいの身では、塗装場所の確保が困難なので諦めました。


ということで、コストパフォーマンスに最も優れ、交換の手間も最小限に抑えられる中古品のドアミラーカバーのみの交換に落ち着きました。


しかし!問題が発生。

カバーをユニットから外す際に、樹脂製の爪8本あるうちの3本を折ってしまいました。


そこで、この修復のために「アクリサンデー」の登場です! 

アクリサンデー アクリル接着剤 注入器付 30ml 14-3201

 

 

 
アクリサンデーは、ABS樹脂もOK!

アクリサンデーは、アクリル樹脂のほかに以下にも使えます。

・ポリカーボネート樹脂
ABS樹脂
・スチロール樹脂


ABS樹脂

今回の素材は、ABS樹脂になります。





接着結果は、上々の仕上がり!

ということで、オークション落札品を手に入れ、ドアミラーユニットから、ミラーカバーを外したのですが、ご覧の通りABS樹脂製の爪が3本折れてしまいました。

爪が折れたABS樹脂


ネットで調べると、元々再使用できないもののようだったのですが、その意味が分かりました・・・ 爪が折れてしまうのですね。

※でも、あとで折れない方法を考え出しました!
それぞれの爪に、つまようじを噛ませて、引っ掛かりを外し、均等に徐々に取り外し方向へ押し出していけば、パコンっと外れます。ただこの方法は、ドアミラー内部のモーターやら、車体側に繋がっているコネクターやらをすべて取り外さないといけないので、車両についている状態では不可能です。要はすべての爪が見えるようにしなければならないということです。とっても手間が掛かります。


しかし、ここで諦めてはいけません!



で、導き出した答えが、折れた爪をくっつける。
そこで、探し当てたのがABS樹脂の接着剤「アクリサンデー」です。

正直、ダメ元でしたが、なんと!綺麗にピッタリしっかりとくっついたではありませんか。しかも、強度も問題なさそうです。


修復したABS樹脂の爪


溶剤ですので、塗布面を溶かして接着するようなので、塗り方がまずいと周りがぼこぼこしてしまいます。


リペアの比較


強度的には、指でつまんで力を加えた感じだと、どちらも変わらず、問題なさそうな感触でした。


[PR]




アクリサンデーをうまく使うには!?

アクリサンデーは、付属の容器に溶剤を移して、針先から出る溶剤を接着面に塗布して使用します。

このとき、綺麗に仕上げるには、溶剤が他に付着しないようにするのが重要!




そのための方法は、

1.付属の容器に溶剤を入れる際は、いっぱいまで入れる。


アクリサンデー使い方1


少量しか使わないときでも、いっぱいに入れるのがコツです。



その理由は、例えば容器の半分までですと、容器内の空気の割合が大きくなってしまいます。その空気が、手の体温によって膨張し、中の溶剤を押し出してしまうのです。


このような状態ですと、いざ接着面に塗布しようと容器を傾けたり、押したりすると、勢いよく溶剤が飛び出すことになり、あらぬところに掛かってしまうのです。

超サラサラ溶剤ゆえの特性ですね、きっと。


※余った溶剤は、元のビンに戻しておきました。





2.容器をあまり傾けずに、しずくを垂らすように。


アクリサンデー使い方2


針先のしずくを毛細管現象で浸透させるように塗布するのがコツ。


とは言っても、ぽたぽたと垂れてしまいますので、素早くサッと垂らすのがベストです。そして、速やかにくっ付けるものを合わせる!



【ポイント1】

くっ付ける際は、圧着するというよりも、手で押さえて止めるといったところでしょうか。

強く押しすぎると、溶けた樹脂が崩れてしまい、付いていた時の元の角度などと違った状態で接着されてしまいます。


【ポイント2】

溶剤が流れてしまったり、すぐに気化してしまって、接着面に十分行き渡っていないように感じたときは、合わせ目に沿って、再度、適量流し込みをしてみましました。


結果、しっかりと接着することができました。

テープなどで、仮固定できれば、なお作業しやすいと思います。




3.接着後の硬化時間はどれくらい?

5分もすればくっついているような感じはしましたが、がっちり感はあまりなく、樹脂が溶けてくっついているせいか、しなった柔らかさを感じました。

アクリサンデー硬化時間

やはり、説明書に書いてある通り、24時間経過してから使用した方がよさそうです。

ちなみに、24時間経過後は、接着した爪にテンションを加えても、不安感は無く、がっちりくっついているような感じでした。
 

 
 
4.こんな時はどうする?

●余計についてしまった溶剤は

余分に付着した溶剤は、綿棒やティッシュなどで吸い込ませるように取り除きをしました。擦って拭くようにすると溶けた塗料や樹脂が汚くなってしまいますので要注意です。

極微量であれば、すぐに気化してしまいましたので、何もしませんでした。


●針先から溶剤が出ない

針先に樹脂が付くと、溶けて固まってしまい溶剤が出なくなる時があります。

そんな時は、針先を溶剤に浸してから、容器を少し押してみると、詰まりが解消されます。





総 評

結果は、ご覧の通り!
格安で落札できた程度の良いドアミラーカバーに交換することができました。

before
交換前 
交換前に付いていたもの。写真撮影する前に車から外しちゃいました。

after
ドアミラーカバー交換後
オークション落札品を取り付けました。※裏の樹脂製の爪を補修したもの。
若干の線キズはありましたが、擦り跡もなく、クリア塗装面も比較的良い状態でしたので、見っけもんです!

 
落札品のドアミラーユニットからシルバーのカバー部分を取り外す際に、爪を折ってしまったときは、やってしまったーと、焦りましたが、アクリサンデーのおかげで修復することができ、綺麗に取り付けられました。


今回の樹脂製パーツは、通常、取り外し方向への力が加わることは、まずないと思うので、取り付け後も全く問題なさそうです。



経費的には、ドアミラーユニット落札費用とアクリサンデー購入代合わせて、2,500円ほどでしたので、とても安くあげられました。



アクリサンデーなら、自動車パーツ以外にも、家電製品などに使われている樹脂製部品の補修にも役立ちそうですね。結構、リモコンの電池の蓋なんかも壊れちゃうときがありますので、ABS樹脂製なら使えそうです。


こんなのも接着できました!
アクリサンデーで修復
落っことして欠けてしまったホチキスの樹脂部分もがっちりとくっつきました。ひびが入っていたところも毛細管現象でアクリサンデーを流し込むことができOK!です。削れてしまったところはしょうがないですが・・・

 
ただ、アクリサンデーの使用には注意が必要です。

・使用可能な樹脂に使うこと。
・臭いはあまり感じられませんでしたが、溶剤ですので、換気など、製品の注意書きに書かれてあることを十分に守ること
・相応の効果が得られる部位に使用すること。

などを、しっかり確認した上で使用することが大切です。


正しく使えば、樹脂製品の修復、再利用に大活躍してくれると思います!
 
 



今回ご紹介の アクリサンデー アクリル樹脂用接着剤 30ml はこちらから購入できます。


アクリサンデー アクリル樹脂用接着剤 30ml 13100




[PR]



拍手[2回]

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

スポンサーリンク

プロフィール

HN:
ゴルゴンゾーラ
性別:
男性
趣味:
散歩、ドライブ、DIY
自己紹介:
日々のことや、おすすめな情報を綴っていければと思います。
Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

PR

PR

PR

PR