三沢航空科学館　見学

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2024/11/24 02:37

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三沢航空科学館　見学

入館料：一般/510円　高校生/300円　中学生以下/無料
開館時間：9:00～17:00
休館日：毎週月曜日（祝日の場合は翌日）
※2017年12月時点（お出かけの際は、ご確認してください！）

体験できるブースが多く、充実の展示内容！

こちらの施設は、私がいくつか行ったことのある航空関係の博物館の中でも、とても規模が大きく、充実した内容になっていると思います。

特に目を惹くのは、ずらりと並んだ、屋外展示の航空機です。
ジェット戦闘機から、大型のプロペラ機まで、圧巻そのものです。

また、建物の素晴らしさもさることながら、内部のブースも工夫を凝らし、体験型のものが数多くあり、子供が楽しめるのはもちろん、大人もワクワクしてしまうような内容でした。

交通アクセス

月の重力、フライトシミュレーター体験も

館内のブースは、飛行機の展示よりも、体験できるブースが数多く設置されていました。

興味を惹いたのは、大きなアームのようなのを使って、月面上の重力を再現して、ポンポンと歩くことができる装置です。やってみたかったのですが、お子様も多く、ちょいと恥ずかしさもあり、遠慮しておきました。

あと、空気の力で上下に昇ったり降りたりする、遊園地のアトラクション的なものもあり、けっこうなアクティビティ感でした。

三沢航空科学館　屋内ブース

フライトシミュレーターは、動くタイプのもので、こちらは挑戦させてもらいました。操縦席が動くのは、やっぱり新鮮な感覚が味わえていいですね！

ゲーム感覚ででき、レインボーブリッジの下もくぐることができました。

面白かったのは、色々な金属の重さを手で持って体験できるセットでした。
鉄はもちろん、アルミに、なんと金！までも。さすがにゴールドは別格の扱いで、セキュリティ万全のケースに分けられていました。

私が、触ったときは、なんと警報アラームがなってしまい、思わず焦ってしまいました。時計のバンドか何かが反応してしまったみたいです。

ちなみに、ゴールドが一番ずっしりときました。

戦闘機の操縦席にも座れる！

三沢航空科学館は、米軍、航空自衛隊のある三沢基地と隣接しています。
そのためか、自衛隊と米軍で使われいた航空機が多く展示されており、屋外展示機はすべてそれでした。

実際に飛んでいた飛行機の操縦席に座って、直に触ってみることができ、とても貴重な体験ができます。

F-104

UP-3

OH-6

やはり、迫力のあるのは、４発エンジンで大きなプロペラと機体の「UP-3」が圧倒的でした。機内に入ることもでき、司令官仕様の特別機らしい内装を伺い知ることができました。

UP-3

あと、世界のベストセラー機というだけはあって、「F-4」の存在感も大きかったように思えます。

F-4EJ

とても立派な施設なのですが・・・

この科学館は、航空機のみならず、科学教室やいろいろな催しを実施しているようで、見ごたえも、体験しがいも十分なところだと思います。

三沢航空科学館の大空ひろば

敷地内の「大空ひろば」は、よく芝生も手入れされていて、とても気持ちの良い場所に見えました。

が、少し残念なこと、気になったことがありました。

・屋外展示機を見ながら、歩きたばこをしている人たち
・犬の散歩をしている人たち

こういった施設は、喫煙場所があると思うのですが・・・
吸っている人たちは、何も気にしていないようで、当たり前（ふつう？）そんな感じに見え、今のご時世としては、とても不思議に思えました。

大空ひろばの入り口付近には、ペット禁止の立て看板が・・・
展示機のすぐ前にある駐車場に、慣れた感じで、車をサーっと停めて、犬を下ろして散歩を始めた人も見かけました。

よく手入れされた芝生や花壇とは対照的に・・・

・屋外展示の飛行機は、日焦せが酷く、塗装が剥がれ、前脚のカバーが取れかかりそうな状態のものも。
・屋外の案内担当係の方でしょうか、車の窓から足を放り出して待機していらっしゃる・・・

たまたまかもしれませんが・・・
暑い日、寒い日あると思います。大変なお仕事なので、車の中で待機するのはやむを得ないと思います。しかし、このような施設で、上記のような行為を係りの人がやるべきではないのは明らかなことです。

主役の飛行機です、日頃の労りも・・・
展示機のメンテナンスは、修繕計画や予算の都合、自衛隊、米軍からの借用規約等いろいろあるかとは思いますが、日々の手入れも、とても重要だと思います。

屋外展示で、色褪せてしまうのは、他の博物館でも見受けられるときがあります。しかし、こちちらのは、よくある財力に任せて、飛べなくなった小型機などをお店のモニュメント的に飾ったはいいが、面倒が見切れず朽ち果てていきそうな・・・そんな雰囲気すら感じさせられてしまいました。

飛ぶことはなくなってしまった飛行機でも、ここを訪れる多くの子供たちにワクワク感を与えてくれることは間違いないことでしょう。
将来、MRJを飛ばしたり、次世代の飛行機開発に携わる子が、そこから誕生するかもしれません。

ミス・ビードル号