１階展示ホール


以前、航空自衛隊の浜松広報館「エアパーク（訪問記はこちら＞＞）」を訪れたことがありましたが、今回は、陸上自衛隊広報センターの「りっくんランド」に行ってきました。


お目当ては、対戦車ヘリコプターの「AH-1S」です。
（他にも航空機が展示してあることを期待して・・・）

アクセス

「りっくんランド」は、埼玉県の朝霞駐屯地に隣接しています。

都心からも近く、国道254号線沿いにあります。川越方面に走らせていけば、左折できますが、反対車線の池袋方面へ向かっていると、右折できないようなので、注意が必要です。並行して走る県道109号線からだと、「ほか弁」のある交差点から直進すれば簡単に入れます。



「りっくんランド」の入館料は無料です。

ひときわ目を惹くAH-1Sコブラ！

AH-1S


館内１階の展示ホールに入ると、中央にお目当ての対戦車ヘリコプター「AH-1S」コブラが展示してあります。







戦車や、空挺部隊の装備など、様々なものが展示してありますが、「空飛びもの」が好きな私としては、どうしてもヘリの方に目が行ってしまいました。


左右の補助翼には、ちゃんとTOWミサイルランチャーとロケットランチャーが取り付けてありました。



（手前）TOWミサイルランチャー、（奥）70mmロケットランチャー



インパクトがあったのは、メインローターのブレードです。幅がすごく広くて、翼端が斜めにカットされている形状です。



ド迫力のブレードの幅！


パッと見て、お笑い芸人のサンシャイン池崎さんが、小道具で持っている、手作りの段ボール製の巨大ブレード（太刀）に似てる！と思っちゃいました。思わず一人でほくそ笑んでしまいました。



操縦席も、前席・後席両方見ることができます。
乗り込むことはできませんでしたが、間近で見ることができます。
（もしかしたら、イベントなどでは、座れるのかしらん？）



前席はサイドスティック



後席



古さは否めませんが、主力の攻撃ヘリとして、まだまだ元気に飛んでるようですね。たまに、見掛けることがありますが、あの轟くような音は、他のヘリにはない迫力と重厚感が感じられます。

アパッチの調達が終了してけっこう経ちますが、後継機は何になるのでしょうか・・・

戦車などの車両関係も多数展示

戦車や自走砲、高射砲などの車両も数多く展示されてありました。



（手前）74式戦車、（奥）10式戦車



確か、イラク派遣時に話題になった、装輪装甲車も日の丸フラッグがペイントされ展示されてありました。



96式 装輪装甲車 ”クーガー”

体験型設備や自衛隊の活動についての展示も

シミュレーターや射撃ゲーム、３Dシアターもありました。


AH-1Sのシミュレーターは、操作はできませんでしたが、映し出される映像と動きがベストマッチで、妙に臨場感が感じられ、リアリティがありました。



シミュレーター



館内では、迷彩服の貸し出しもあり！

隊員の方が身に着けている装備も展示されてあり、見学者が実際に装着したり、背負ったりできるバッグなどもありました。



この写真の上には、落下傘が拡がっています。



３Dシアターでは、陸上自衛隊の様々な活動について放映がされていました。

２階展示室では、最初の東京五輪での自衛隊の活躍や、サマーワでの活動についても展示されてありました。

見学してみて

テレビのニュースなどでしか見たことがなかった、陸上自衛隊の装備を今回、はじめて間近で見ることができました。


家族連れで、一日過ごせるという施設ではないと思いますが、自衛隊の様々な活動についても分かりやすく広報されていると思いますので、向学のため行ってみるのも良いのではないでしょうか。

なにせ、無料ですので！


そうそう、エントランスを入ると、迷彩グッズを扱った売店もちゃんとありましたよ！

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